中国でこのところ、北米バスケットボールリーグのNBAの花形選手として活躍した姚明さんの娘の姚沁蕾さんの「身長問題」に注目が集まっている。沁蕾さんはまだ13歳だが、写真などを見ると身長が極めて高く、スポーツ情報サイトの新浪体育によると、190センチを超えたと見る人も多い。

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父親の姚明さんの身長は226センチで、NBAの現役選手として活躍した時期には、その大きな身体と巧みな技術により相手を圧倒することで「移動する長城」などと呼ばれた。また、姚明さんさんは2007年に元女子バスケットボール選手の葉莉さんと結婚した。葉さんも04年のアテネ五輪に出場するなど、バスケットボールの名選手だった。葉さんの身長は193センチで、二人の間に生まれたのが沁蕾さんだ。

中国では最近になり、あるユーザーがSNSに、道路を歩く姚沁蕾とその家族を撮影した写真を投稿した。すると「姚明の娘を見た。背が高すぎる！」などと、驚きを示すコメントが寄せられた。

写真では、母の葉莉さんはやや前方を歩いており、姚沁蕾さんは祖母と腕を組んで後方を歩いている。姚沁蕾さんの身長は母の葉莉さんとほとんど変わらない。なお、写真では沁蕾さんの祖母がずいぶん「小柄」に見えてしまうが、実際の身長は170センチ程度はあるかもしれない。

姚沁蕾さんはこれまでも、身長が高いことが注目されてきた。昨年に撮影された写真では、身長が180センチに達していると見られていたが、このほど投稿された写真では、身長がさらに伸びている。そのため、ネットユーザーが「すでに190センチになっている」と騒ぎ始めた。

ネットでは「遺伝子が強力すぎる」「巨人ファミリー」といった声が寄せられる一方で、「成人しても2メートルには届かないだろう」と、今後を予想する書き込みもある。

身長が周囲より高くても低くても気にしてしまう人がいるのは、中国も同様であるようだ。「私の恋人は192センチで私は172センチ。今は子供のことを話し合おうのですけど、身長の話題になると焦ってしいます。背は高くなってほしいですけど、あんまり図抜けては高くなってほしくありません」という投稿も寄せられた。（翻訳・編集/如月隼人）