中国人による研究成果 アルツハイマー症などの早期対応・早期治療に希望

CRI online    2024年2月18日(日) 5時0分

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復旦大学14日の発表によると、同校ニューロモルフィック知能科学技術研究院のチームは研究を通して、血漿タンパク検査により、アルツハイマー症などの人の認知症リスクを事前に知ることができるようになりました。

中国上海にある復旦大学の14日の発表によると、同校ニューロモルフィック知能科学技術研究院の馮建峰教授と程煒研究員のチームは復旦大学付属華山病院の郁金泰教授のチームとの共同研究を通して、血漿タンパク検査により、アルツハイマー症などの人の認知症リスクを事前に知ることができるようになりました。この研究成果は、「血漿プロテオミクスファイルによる健康成人の将来の認知症リスク予測」と題して、権威ある老化関連科学の専門メディアである「ネイチャー・エイジング」で発表されました。

同研究の注目点の一つは人工知能主導の科学研究でありAI・フォー・サイエンス( AI for science )の手法を駆使することで、1463種類の血漿プロテオミクスデータを分析しモデリングすることで、アルツハイマー症などの認知症のリスクを予測できる重要なバイオマーカーを発見し、病気の早期対応や早期治療に可能性を提供しました。

同チームによると、すべてが順調にいけば半年後に臨床検査に応用され、危険度の高い人を識別するとのことです。早期発見は早期対応と症状の進行の遅延、さらには回復に可能性をもたらします。

研究チームによると、一部の健康診断医療機関がすでにチームと接触し、関連検査を健康診断項目に加える可能性を模索しているとのことです。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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