港珠澳大橋経由の入境者数がピーク迎える、春節連休は車で「北上」―中国

人民網日本語版    2024年2月12日(月) 20時50分

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港珠澳大橋の出入境検査所は9日から10日にかけて入境者がピークを迎え、ここで検査を受けて出入境した観光客は延べ13万人、車両は延べ2万1000台に達した。写真は深セン。

香港、珠海、マカオ(澳門)を結ぶ港珠澳大橋の出入境検査所が11日に明らかにしたところによると、同検査所は9日から10日にかけて入境者がピークを迎え、ここで検査を受けて出入境した観光客は延べ13万人、車両は延べ2万1000台に達した。そのうち入境した観光客は延べ9万2000人で70.5%を占め、車両は延べ1万4000台で66.6%を占めた。新華社が伝えた。

同検査所の説明によると、香港の住民が自家用車で広東省に移動できる「港車北上」とマカオの住民が自家用車で広東省に移動できる「澳車北上」が実施され、両地区住民が中国大陸部との間を往復して春節(旧正月、今年は2月10日)を過ごす場合の時間的コストがさらに縮小した。一家で車に乗って「北上」するのが今年の香港・マカオ住民の春節帰省で最も便利な移動手段になった。

香港から来た鍾さんは、「高齢者と子どもは車から降りなくていいし、大陸部の出入境検査員は車ごと検査してくれ、全体でわずか2分で通過できた。故郷に帰ってお正月を迎えられるのは本当に素晴らしいことだ。『港車北上』を申請したのは去年10月で、今年の春節連休は自分にとって初めて自分で車を運転して、5歳の娘と75歳になる体の不自由な母親を連れて(広東省)江門市の実家に帰省して親戚と集まるお正月になる。帰省の旅は非常に快適でスムーズだった」とうれしそうに話した。

マカオのシングルライセンスナンバープレートをつけた車のオーナーの夏さんは、「うちの家族5人は春節連休を大陸部で過ごす。まず広州に行って80歳過ぎの祖父を見舞い、それから珠海長隆海洋王国へ行って家族で2日間過ごす」と話した。

出入境検査当局は2月12~13日の午後3~11時に珠海の出入境検査所で出境者がピークを迎え、一日の出境者の最高を更新すると予測し、大勢の香港・マカオの自動車オーナーおよび旅客に対し、「移動時間を合理的に設定し、タイミングをずらして移動する」ことを呼びかけている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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