中国の新興企業、再利用可能ロケットの打ち上げにおける米スペースXの独占打破へ―露メディア

Record China    2024年2月11日(日) 19時30分

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中国メディアの参考消息はこのほど、「中国の新興企業はスペースXの独占を打ち破るつもりだ」とするロシアメディア、Expertの記事を取り上げた。

中国メディアの参考消息はこのほど、「中国の新興企業はスペースXの独占を打ち破るつもりだ」とするロシアメディア、Expertの記事を取り上げた。

記事はまず、中国の新興企業、東方空間(オリエンスペース)が、再利用可能なロケット「Gravity-2」を開発中で、2025年末か26年初めに最初の打ち上げを計画していることを取り上げ、「同社は、再利用可能ロケットの打ち上げ分野における米国のスペースXの独占を打ち破るつもりだ」と伝えた。

記事は、億万長者のイーロン・マスク氏率いるスペースXについて、「回収・再利用可能なステージの技術を習得することで、打ち上げロケットの使用コストを大幅に削減し、世界市場で最大のプレーヤーになることができた」とした。

一方、オリエンスペースについては、「20年に設立され、再利用可能な打ち上げロケットを製造し、海上打ち上げを専門としている」とし、今年1月に海上プラットフォームからの初の打ち上げに成功したこと、25年に3~5回、26年に5~8回の打ち上げを計画していること、当面の目標は、打ち上げ頻度を3年以内に年間10回に増やし、売上高10億元(約206億円)を達成することを紹介した。

記事はまた、「再利用可能ロケットは、中国の他の多くの企業によっても開発されている」とし、その例として、北京星際栄耀(i-Space)と藍箭航天(ランドスペース)を挙げ、「両社は25年に再突入ステージを備えたロケットの初打ち上げを計画している」とも伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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