中国の「火星ツアー」にロシアメディアが注目―中国メディア

Record China    2024年2月7日(水) 18時0分

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6日、環球時報は中国で「火星旅行」が注目を集めているとするロシアメディアの報道を紹介した。

2024年2月6日、環球時報は中国で「火星旅行」が注目を集めているとするロシアメディアの報道を紹介した。

記事はロシア紙ニェザビーシマヤ・ガゼータの4日付報道を引用。同紙が、中国では国内旅行の掘り起こしを目指し、ゴビ砂漠に観光客向けの模擬火星宇宙基地を建設するなどのユニークな手法を取り入れていると紹介し、「火星ツアー」では火星への着陸をシミュレーションできるということで、中国北西部の人里離れた広大なゴビ砂漠が観光客や投資家の間でにわかに注目を集めるようになったと報じたことを伝えた。

記事によると、同紙が「中国ではここ数年、宇宙をテーマとしたホテルやレストランを建設し、宇宙探査の欲望とロマンに引かれる観光客を呼び込んでおり、2018年には中国のオンライン旅行予約プラットフォオームで宇宙関連の博物館、アトラクション、ツアーを検索した人の数が前年より60%も増加した」と紹介した。

また、19年3月には青海省に最大数百人を収容できる火星をテーマにした観光キャンプ地がオープンし、中国の火星探査機が20年に打ち上げられるとSNSを通じてさらに注目されるようになったと紹介。学生グループの団体利用以外にも宇宙ファンや家族連れも数多く利用しており、砂漠のハイキングや砂漠での水探しに招待され、本物の宇宙飛行士になったような気分を味わうことができると伝えた。

同紙はさらに「中国はロケット発射場の商業的な潜在力の掘り起こしも進めており、観光客は遠くからロケットの打ち上げを見ることができる」と報じた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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