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上海を舞台にしたテレビドラマ「繁花」の大ヒットを受け、上海の本場グルメや老舗ブランドが大きく注目されている。
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春節(旧正月、2024年は2月10日)が近づき、人々の年越し用品の準備も佳境に入った。上海を舞台にしたテレビドラマ「繁花」の大ヒットを受け、上海の本場グルメや老舗ブランドが大きく注目されている。鼎豊の腐乳(豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた中国食品)といった昔ながらの上海の味がはるばると海を渡って海外へ進出し、これまでに味わったことのないグルメ食品として海外の人々の食卓に並ぶようになった。
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ドラマの放送後、上海の黄河路や進賢路などが新たな「人気ストリート」になり、通りに面した蝴蝶酥(パルミエ)、上海料理、広東料理などの老舗は大勢の客でにぎわっている。朝早くから長い行列ができていた老舗軽食店のオーナーの余傑(ユー・ジエ)さんによると、「1日で大体1万食を売り上げる。うちの排骨年糕(薄いカツレツと餅の料理)は単価が15元(約300円)なので、1日の売上高は15万元(約300万円)前後になり、うちのような単独経営の店にとってはいっぱいいっぱいの状態だ」という。
ドラマ「繁花」のヒットが続き、SNSで拡散されるのに伴い、主人公の宝社長がご飯にお湯をかけて食べるときに欠かせない「ご飯が進む」腐乳が、海外でも急速に人気になっている。春節が近づき、老舗の腐乳メーカーは輸出注文に対応するため、生産ラインをフル稼働させている。
上海の某食品企業の品質管理部の何勝栄(ホー・ションロン)部長は、「腐乳は『東洋のチーズ』と呼ばれ、海外ではパンに塗って直接食べるのが一般的だ。年間の輸出量は130トン前後で、最も主要な輸出先はシンガポールやマレーシアなどの東南アジア諸国と北米諸国だ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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