中国外交部の汪文斌報道官は1日の定例記者会見で、「国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）の正常な活動を確保することはガザ地区の民衆の基本的な生活保障に関わるものであり、中国は国際社会とりわけUNRWAの主要な拠出国に対し、ガザ地区の民衆の生命を優先し、資金供給停止の決定を再考して、引き続きUNRWAの業務展開を支持するよう呼びかけている」と述べました。

汪報道官は、「UNRWAの職員が10月7日のイスラエルへの襲撃に関与したとの疑惑については国連が既に調査に着手し、対応策を講じている。国連のグテーレス事務総長は、UNRWAはガザ地区のすべての人道的支援活動の柱だと語った。中国は国連による独立、公正かつ客観的な調査を支持すると同時に、ガザの人々に対する集団的懲罰を避け、個別の人間の行為によるUNRWAの活動の全面的否定は絶対にしてはならず、ガザの民衆がさらなる集団的処罰を受けることを絶対に許してはならないし、ガザの人道主義の現状に追い打ちをかけることを座視してはならない」と強調しました。（提供/CRI）