中国とロシアの観光客がお金を使わなくなった?倹約傾向で世界の観光消費が減少―米メディア

Record China    2014年8月19日(火) 14時54分

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15日、免税品販売大手グローバル・ブルーが発表した統計データから、今年第2四半期における国際的な免税品販売高が2009年以降初めて減少したことが分かった。資料写真。

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2014年8月15日、米CNBCによると、免税品販売大手グローバル・ブルーが発表した統計データから、今年第2四半期における国際的な免税品販売高が2009年以降初めて減少したことが分かった。チャイナネットが伝えた。

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今年4−6月の統計によると、フランス、イタリア、英国、ドイツ、シンガポールで販売総額が3%減少。これらの国々が世界的な観光消費の大半を担っている。世界全体の観光消費が減少しているのは、観光客数が減少したわけではなく、観光客の平均消費額が減少したためだと指摘された。特に中国とロシアの観光客の支出減少が主因になっている。

観光消費で中国は世界1位、ロシアは2位だが、3月以降、ロシアに対する欧米諸国の制裁が実施され、それに対抗するロシアの措置などが為替レートに影響し、ロシア人観光客の消費減少につながっていると見られる。また、中国の場合は、高い経済成長を背景に海外旅行ブームが起きていたが、近年は景気が減速している。(翻訳・編集/岡田)

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