中国の深海・遠洋救助船「南海救103」号、正式に使用開始

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中国の海上専門救助の新旗艦として、交通運輸部南海救助局の満載排水量1万9000トンの「南海救103」号が30日、正式に使用開始された。

中国の海上専門救助の新旗艦として、交通運輸部南海救助局の満載排水量1万9000トンの「南海救103」号が30日、正式に使用開始された。この中国が独自に設計・建造した深海・遠洋大出力多機能総合救助船は、2024年の春運(春節<旧正月、2024年は2月10日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)海上交通安全の保証において役割を発揮する。人民日報が伝えた。

同船の全長は136.9m、型幅は26.7m、型深さは11m、設計喫水は6.5m、曳引力は350トン、航続距離は1万6000カイリ、自給力は90日に達する上、水上遭難者の捜索救助、深海・遠洋難破船曳航救助、海空立体捜索救助支援、対外消火、緊急救助、情報伝達・緊急指揮、石油漏れ汚染モニタリングなどの機能を持つ。同船は中・大型救助ヘリを搭載可能で、6000mAUVおよび深海曳航システムを持ち、世界トップレベルだ。

同船の建造は中国の深海・遠洋総合捜索救助能力の空白を埋めた。その正式な使用開始は、南中国海の海上輸送や海洋資源開発などに安全とサービス保証を提供する上、世界の海上捜索救助や国際救援活動に参加し、中国の海上輸送ルートの安全を守り、中国の南中国海の海域における海上人命安全および海上物流チェーン・サプライチェーンの円滑性の保証に対して重要な意義を持つ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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