各国で大人気の中国発「Temu」、ドイツではどうなのか―独メディア

Record China    2024年2月1日(木) 18時0分

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29日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国発のECプラットフォーム「Temu」が世界各国で急速に普及する一方で、ドイツ国内ではリスクを指摘する声が出ていることを報じた。

2024年1月29日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国発のECプラットフォーム「Temu」が世界各国で急速に普及する一方で、ドイツ国内ではリスクを指摘する声が出ていることを報じた。

記事は、中国のECプラットフォーム「拼多多」が2022年より「Temu」という名前のプラットフォームで海外進出を進めており、米国英国をはじめとする欧米地域でアプリストアの年間ダウンロード数1位を記録するなど人気を集めていると紹介。ドイツでも26%もの市民が「Temu」で買い物をした経験があると語ったことを伝えた。また、「Temu」がドイツ人消費者の目から見て信じられないほど低価格の商品を取り扱っているほか、タイムセール、割引、おまけ、オンライン広告など消費者の衝動買いを誘うようなプロモーションを積極的に展開しているとした。

その上で、ドイツ商工会議所連合会(DIHK)の対外貿易責任者であるフォルカー・トライア氏が地元紙に対して「Temu」のような中国の安価なECプラットフォームは「ドイツ経済にとってますます大きな問題」になっているとし、地元のメーカーや小売業者が自国や欧州の規制の増加に直面する一方で、欧州連合(EU)域外からの低価格製品プロバイダーがこれらの規制を回避していることは「競争のゆがみ」につながるとの認識を示したと伝えた。

さらに、ドイツ消費者保護センターも「低価格製品は品質や安全性の低下につながる可能性がある。ネット上では、商品の品質が悪い、商品が届かない、カスタマーサービスに連絡がつかないなどの苦情が多く寄せられている」としたほか、多くの製品がドイツの技術的安全基準を満たしていない、中国の製造業者がEUの基準に近い社会的基準やエコロジー基準を遵守しているかどうか疑問である、個人情報を商業目的で使用しているといった懸念事項が存在するとの警戒感を示したと紹介している。

記事は、ドイツ紙「ハンデルスブラット」が報じた内容として、評価プラットフォーム「Trustpilot」上の「Temu」の評価が今年1月現在で五つ星45%、一つ星34%で、平均スコアは3.3ポイントだったことに加え「Temuはが一つ星レビューの削除に非常に積極的であることは注目に値する。過去12か月の間に、同社は6500件以上のレビューを削除した」と紹介したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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