人民網日本語版 2024年1月29日(月) 22時30分
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チベットでアジアゴールデンキャットが発見された。
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チベット自治区メトク県林業・草原局が26日、科学研究者は同県のヤルツァンポ大峡谷国家級自然保護区で赤外線カメラを使い、標高4415mの地点でアジアゴールデンキャットが活動する映像を撮影し、ナクチュ市嘉黎県の標高4300mの記録を更新し、これまで確認されたアジアゴールデンキャットが分布する最高標高記録となった。新華社が伝えた。
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アジアゴールデンキャットは国家1級重点保護野生動物で、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに準絶滅危惧種として指定されている。研究によると、生息地の消滅や断片化など複数要因の影響を受け、世界のアジアゴールデンキャット個体群数はここ数年20~30%減少し、そして持続的な減少傾向を示している。
中国グリーンカーボンシンク基金会及び中金公益基金会の支援を受け、同局は山水自然保護センター、北京大学自然保護・社会発展研究センター、西子江生態保全センターと赤外線カメラによる調査活動を行った。科学研究チームは現在まで304カ所に赤外線カメラを設置しており、うち標高812~4415mの各標高に設置される105カ所のカメラがアジアゴールデンキャットの活動の映像を計355回撮影している。
同局の劉震(リウ・ジェン)局長は、「当県と雅魯蔵布大峡谷エリアの生物多様性は豊富だ。地方の林業当局は今後科学研究チームと協力し、赤外線カメラを基礎とするモニタリングネットワークを持続的に維持・拡大するとともに、学際的・各種類の調査研究方法を結びつけ、生物多様性のバックグラウンド資料をさらに充実させ、特別科学研究及び一連の保護活動を実施する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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