人民網日本語版 2024年1月30日(火) 7時30分
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中国で今、ロケットの「追っかけ」が増え続けており、宇宙をテーマにした観光旅行もますます人気を集めている。
5月10日午後6時、宇宙貨物船「天舟6号」の打ち上げが4時間近く後に迫る中、海南省文昌市の淇水湾の海岸は打ち上げの様子を一目見ようとする人であふれていた。このような盛況は打ち上げがあるとほぼ毎回出現する。観光客は飛行機で同省海口市に到着すると、高速鉄道に乗って文昌に移動し、さらに車で20数キロ移動して、打ち上げ場のある竜楼鎮にやって来る。
17日夜、「天舟7号」を搭載したキャリアロケット「長征7号遙8」が文昌から打ち上げられた。広東省から来て打ち上げの様子を見守った張作興さんは、観光客を連れてきたのは今回が11回目、自身は13回目のロケットの「追っかけ」になると話した。「今ではロケット観光ツアーに申し込んで参加する人はあらゆる年代をカバーし、若い人もいれば、子ども連れのファミリー同士で来る人もいる。自分はこれまでに300人以上を連れてロケット打ち上げを見てきており、最も多い時は1回で全国各地から来た80人近くを引率した。ロケットを追いかける人の目的はさまざまで、好奇心からという人が大半だ」と話す。
ここ数年、宇宙旅行ブームが起きて、竜楼鎮の観光業が急速に発展した。漁家民宿が増え続けており、一部の高層住宅も民宿に姿を変えて観光客を受け入れるようになっている。それらの広告を見ると「宇宙シティの海が見える民宿」「ベランダからロケット打ち上げが見える」「ロケットが見える部屋」など、ロケットに関わるものが大半を占めている。わずか7~8年で、竜楼鎮は無名の小さな漁村から、よく知られた「宇宙タウン」へと生まれ変わった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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