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24日、騰訊新聞は、激しい生存競争が繰り広げられる中国の自動車市場において独メルセデス・ベンツの幹部が示した戦略について紹介する記事を掲載した。
2024年1月24日、中国メディアの騰訊新聞は、激しい生存競争が繰り広げられる中国の自動車市場において独メルセデス・ベンツの幹部が示した戦略について紹介する記事を掲載した。
記事は、北京メルセデス・ベンツ販売サービス有限公司の段建軍(ドゥアン・ジエンジュン)総裁兼CEOが22日に開いた記者会見の中で「中国の自動車市場は生存競争の段階に入る中、さまざまな背景を持つ新しいプレーヤーが市場に参入しているほか、また新たな駆動方式やインテリジェント機能が増えており、市場競争が激化することが見込まれる。2023年は大手への集約化傾向がより顕著になり、24年はチャンスと試練が共存する年になるだろう」との見方を示したことを伝えた。
また、段氏が「23年末現在で、国家モニタリング管理プラットフォームに登録された新エネルギー車生産企業は450社近くに上っているが、年間1万台を販売した企業はわずか50社だった」とのデータも示し、中国の電気自動車(EV)市場は非常に競争が激しい。競争に直面して私たちがすべきことは、最前線で戦うこと。退路はなく、前進あるのみだ。短期的な数字を追い求めるのではなく、ブランドと製品の長期的な価値に重点を置き、健全な事業展開を図りながら市場の需要に応えていく」との姿勢を打ち出し、今年も前年に引き続き中国市場で化石燃料車とEVの両輪戦略を継続して、新型・新世代製品15モデル以上を発売することを明らかにしたとしている。
記事によると、段氏は中国の自動車市場について「競争2.0」の時代に入ったとし、中国の歴史を引用して小国が乱立した「春秋時代」から少数の有力者が台頭して勢力争いを繰り広げ、やがて秦による統一へと向かう「戦国時代」へと移行しつつあるとの認識を示したという。(翻訳・編集/川尻)
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