国務院報道弁公室は23日、「中国の反テロリズム法律制度体系と実践」白書を発表しました。中国外交部の汪文斌報道官は同日の定例記者会見で、「中国は引き続き各国とのテロ対策をめぐる協力を強化し、世界のテロ対策ガバナンスに積極的に参加し、平等と相互尊重に基づき、相互学習と交流・協力を幅広く展開し、世界の反テロリズム事業の健全な発展を推進し、国際的・地域的な平和と安定を維持していきたい」と表明しました。

汪報道官は「テロリズムの被害国として、中国は長期にわたってテロリズムの現実的脅威に直面している」とし、「中国の反テロリズム法律制度体系と実践」白書について、「この白書は中国の反テロリズム法の制度体系と実践について全面的かつ系統的に説明している。テロ活動の違法行為と犯罪行為の認定基準と処罰の原則、反テロリズム活動における権力行使のルールおよび法に基づいた人権保障などに関する法律規定と制度原則などの内容が含まれており、テロ活動を効果的に防止し処罰するとともに、人権を確実に尊重し保障するという価値観と基本的な原則を体現し、中国の法治精神・理念と国際テロ対策の原則・理念との調和・統一を反映している」と説明しました。（提供/CRI）