離陸直後の旅客機、エンジンから出火し引き返す―中国吉林省

Record China    2024年1月23日(火) 15時0分

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中国吉林省で21日、旅客機が離陸直後に右側のエンジンから出火するということがあった。

中国メディアの極目新聞によると、中国吉林省で21日、旅客機が離陸直後に右側のエンジンから出火するということがあった。

旅客機は21日午後0時44分に長春龍嘉国際空港を飛び立った四川航空のエアバスA321-200(N)。

ある乗客はSNSへの投稿で、「四川航空の3U8424便は離陸後、エンジンに故障が発生した。右側のエンジンからバンバンという音が10回ほど聞こえ、炎のような光が現れた。飛行機は空中で2時間近く旋回した後、目的地の成都双流空港に着陸したのではなく、長春龍嘉国際空港に引き返した」と記した。

別の乗客によると、乗組員が迅速に対応し、航空エンジンの消火システムを作動させた。旅客機は午後2時32分に長春龍嘉国際空港に着陸した。

四川航空は22日、取材に対し、「故障警報メッセージが出たため引き返した。乗客がけがをしたとの知らせは受けていない」と回答した。

中国メディアの中新財経は、出火原因について、航空専門家の話として「航空機エンジン火災にはさまざまな原因が考えられるが、現時点で特定するのは困難だ。航空機事故の大多数は制御可能であり、航空会社には各種の突発的状況に対処するための成熟した手順がある」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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