日本の株式市場が高騰する一方、中国株式市場の下落は止まらず―独メディア

Record China    2024年1月23日(火) 12時0分

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22日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国の株式市場で下落が止まらず、中国経済の先行きを憂慮する声が著名人からも出ていることを報じた。

2024年1月22日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国の株式市場で下落が止まらず、中国経済の先行きを憂慮する声が著名人からも出ていることを報じた。

記事は、中国の株式市場では今年に入ってから下落が続いており、今月18日には上海証券取引所指数が2800点を割り込んで5年来の最安値に迫り、週明けの22日もさらに下落して上海・深センの主要300銘柄指数が5年来の最低値となったほか、香港ハンセン指数も前取引日に比べて2.3%落ち込み、09年以降の最低ラインに迫りつつあると伝えた。

そして、昨年に株式投資に乗り出したことを公表している環球時報元編集長の胡錫進(フー・シージン)氏も中国のSNS・微博(ウェイボー)に「今日の株式市場のパフォーマンスは惨めだ」「自分の書き込みのコメント欄はみんな株式市場関連。市場の暴落がいかに投資家にショックを与えているかが分かる。影響はすでに資本市場を越えて、経済や社会全般に対する自信、信頼にもネガティブな影響を及ぼしている」と書き込んだことを紹介。これに対して他のユーザーから「あなたは株式市場の評論をしてもアカウントが凍結されない唯一の著名人。みんなの気持ちを代弁してくれてありがとう」「世界市場で唯一中国だけ下落しているのはなぜか。そこが重要だ」といた感想が寄せれているとした。

その上で、中国の株式市場が大きく下落するのを尻目に日本の株式市場は高騰しており、22日の日経株価指数がバブル期の1990年2月以来34年ぶりの高水準となり、一時3万6000円の大台を突破したと紹介した。

記事は、中国の李強(リー・チアン)首相が22日に国務院常務会議を開き、市場と市場に対する自信を安定させるための有力かつ有効な措置を講じることを求めたことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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