昨年の秋にオープンした台湾の「誠品生活」の新店舗を紹介する。台北市の隣の新北市にできた店舗で、アジア最大級の規模を誇る。

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フロアのさまざまな箇所にこだわりが感じられ、ここに来れば台湾の経済発展を知ることができるといっても過言でないほどだ。30メートルのガラス張りの天井から自然光が降り注ぐ書店コーナーや幻想的な庭園など、観光客目線でも十分に楽しめるスポットが盛りだくさん。筆者が特にお勧めしたいのは子供向け商品のフロアだ。

日本と同じく、台湾でも少子化が問題となっているが、子供向けフロアが非常に豊富で、「果たして子供をターゲットにして利益が出るのだろうか？」という疑問とは裏腹に、週末になると実に多くの親子連れでにぎわっている。台湾では昨今、子供を1人しか持たない親が増えている。それによって1人にかける金額が上がっていることも注目されており、そのような顧客に向けたビジネスが大いに成功しているようだ。

マツモトキヨシ、ニトリ、ユニクロ、無印良品など、日用雑貨からグルメまでありとあらゆる日系店舗が並ぶのも魅力の一つ。新北市に住む日本人にとっても、非常にありがたい商業施設だ。

MRTの七張駅または大坪林駅から徒歩10分ほどだが、ぜひ旅行の際のリストに入れてみてはいかが？（提供/フライメディア）