春節が近づき、さらに冬休み期間になったことで、中国では観光や帰省の需要が著しく増加し、各地の出入国証明の処理件数が大幅に増加しています。

浙江省杭州市の1日平均出入国業務取扱件数は5000件を超えました。山東省青島市では、冬休み中の旅行を計画している学校生徒グループのために小学生から高校生までを対象にする出入国証明専用の窓口を設けました。

2024年には世界各地で、より多くの中国人観光客を誘致する取り組みが行われるようになりました。タイ、マレーシア、スリランカ、シンガポールは次々に中国人観光客の入国ビザ免除を発表し、観光客により多くの利便性と選択肢を提供しています。また、航空各社も国際線やチャーター便を増便して、急増する海外旅行需要に対応しています。

多くの旅行会社の責任者が、2024年は出入国観光市場の全面回復の鍵になる年と考えています。出国の利便性が向上しつづけるにつれて、海外旅行市場は新たな発展のチャンスを迎える見通しとのことです。（提供/CRI）