1枚当たり49元! 中国で1996年のカレンダー価格が前週比31倍の大高騰

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中国ネットユーザーが1996年は2024年と日付と曜日の組み合わせが「完全同一」だったと発見したことで、1996年のカレンダーが中古品取引プラットフォームで人気商品となり、価格が急上昇しています。

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中国では、ネットユーザーが1996年は2024年と日付と曜日の組み合わせが「完全同一」だったと発見したことで、1996年のカレンダーが中古品取引プラットフォームで人気商品となり、価格が急上昇しています。

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きっかけは、あるネットユーザーが2024年と1996年がいずれもうるう年で、元旦も同じく月曜日だったことを「発見」したことでした。そのことで、2024年のカレンダーは1996年とまったく同じだと、ネット上で話題になりました。なお、調べが進むにつれ、1996年と2024年の西暦の日付と曜日が全く同じであるのだが、旧暦は一致していないことも指摘されました。春節(旧正月)を例にすれば、2024年の春節は2月10日であるのに対し、1996年の春節は2月19日でした。


SNSでの話題沸騰を背景に、1996年の古いカレンダーは飛ぶように売れるようになりました。現在は1枚あたりにつき25元から49元(約500~980円)で取り引きされています。それと対照的に、2024年の日めくりカレンダーは、わずか3.5元(約70円)の価格で売られています。旧暦では違うのですが、西暦は全く同じであるという「時間の重なり」が、1996年の古いカレンダーの人気の「起爆剤」でした。中古品を扱うあるプラットフォームのデータによると、ここ1週間で、1996年カレンダーの新規出品量と取引の出来高は7倍になり、平均取引価格は約94元(1880円)の31倍にもなりました。

実際にはうるう年のカレンダーがまったく同じことは珍しくはなく、28年おきに起きる現象です。これに気付いたあるネットユーザーは、「今年は2024年のカレンダーを買いだめしておけば、28年後の2052年に良い値で売るぞ」として「これはビジネスチャンスだ」と、冗談交じりでつぶやきました。


カレンダーをめぐる話題がブームになる中で、「今どきはみんなスマホで日付をチェックしているのに、紙のカレンダーを使う人って本当にいるのか」と疑問の声も上がりました。それに対しては、「たしかに今は電子デバイスを使っているが、切手収集を好む人がいるのと同じように、古いカレンダーを収集する趣味の人も多い」とコメントするネットユーザーもでました。 さらには、「私は新年になると必ず実物の紙のカレンダーを買って、1枚ずつめくる。重要な日にはすべて、『これが私の体験してきた時間』ということで丸をつける」というカレンダー好きによる書き込みもありました。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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