2014年8月15日、伝説の武術家・黄飛鴻（ホアン・フェイホン）を描く最新映画「黄飛鴻之英雄有夢」が完成。黄飛鴻を演じてきた歴代俳優の中で、人気トップに選ばれたのはジェット・リーだった。人民網が伝えた。

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台湾の俳優エディ・ポン（彭于晏）主演の「黄飛鴻之英雄有夢」が今年11月に公開される。中華圏では誰もが知るカンフーヒーロー・黄飛鴻を主人公にした映画は、これで通算103本目。最初は1949年の香港映画「黄飛鴻伝」で、60数年にわたって絶えず映画が作られてきたことになる。

人民網では、黄飛鴻を演じてきた歴代俳優の中から、人気ランキングを発表。1位に選ばれたのは、ツイ・ハーク（徐克）監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズに主演したジェット・リー。映画は6本製作され、謙虚でひたむき、厳格だがユーモアも忘れないという黄飛鴻のイメージを定着させたのがジェット・リーだった。

2位はアクションスターのヴィンセント・チャオ（趙文卓）。ツイ・ハーク監督が初めて手掛けたテレビドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」（黄飛鴻新伝）シリーズに主演した。

3位は「黄飛鴻俳優」「黄飛鴻の化身」と呼ばれる往年のカンフースターのクワン・タッヒン（關徳興）。前述の1949年「黄飛鴻伝」から始まり、計77本の映画で演じ続けた。

4位以下には、「少林寺三十六房」で知られるリュー・チャーフィー（劉家輝）、顔が最も黄飛鴻本人に似ていると言われるワン・チュン（王群）、映画「ドランクモンキー 酔拳」でコミカルに黄飛鴻を演じたジャッキー・チェンが続いている。（翻訳・編集/Mathilda）