今年の春節旅行はどこが人気?海外は東南アジア、国内は氷雪観光―中国

人民網日本語版    
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中国の今年の春節観光市場は「過去5年間で海外旅行が最も盛んになる」見込みだ。

2024年の春節(旧正月、2024年は2月10日)の観光市場は予約のピークを迎えている。業界の分析によると、今年の春節観光市場は「過去5年間で海外旅行が最も盛んになる」見込みだ。

24年の春節連休は8日間の休みで、多くの企業・機関が大みそかも休みにするとみられることから、実際には9日間の長期連休になる。そのため、各旅行プラットフォームでは、連休の海外旅行への意欲が高まる様子がうかがえ、海外旅行が大幅に伸びることが期待される。同程旅行のまとめたデータでは、現時点で2月8~17日に出発する飛行機の検索件数が前年同期の2倍近く増加し、そのうち国際路線は7倍近くに増加し、19年同期の水準を上回ったという。

実際、大手旅行プラットフォームが明らかにした春節連休の予約データを見ると、ビザ免除政策が好材料となり、気候も温暖であることから、タイ、マレーシア、インドネシアをはじめとする東南アジア地域が今年の海外旅行の人気目的地になっている。携程旅行網のデータでは、今年の同連休期間のプラットフォームでのタイ旅行予約件数は23年の春節連休の37倍近く増加し、マレーシア旅行も52倍増加した。

また、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカをはじめとする季節が反対になる南半球の目的地も、今年の春節の人気旅行目的地だ。

春節海外旅行市場には「ホット」なニーズだけでなく、「クール」なニーズもある。海外中・短距離旅行の目的地では、日本と韓国が2大人気目的地で、特に日本の北海道は今年の冬シーズンに突入して以来、人気が上昇し続けている。

春節連休の海外旅行市場が盛り上がることで、国内旅行市場もさらに盛り上がりを見せている。連休期間を通じて、国内旅行では「北上して雪を見る」と「南下して寒さを避ける」が2大トレンドになる見込みだ。同程旅行では、氷雪観光が今年の春節旅行のテーマとして最も人気がある。スケートやスノーなどのアイス・スノーアクティビティー、各種の氷雪観光プログラムに対する観光客の関心は軒並み高い。

同程旅行が発表した人気国内旅行目的地ランキングを見ると、気候の温暖な広州、昆明、貴陽、深セン、三亜などの都市もベスト10入りしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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