カタールで開催中のサッカーのアジアカップで、中国代表は2戦連続でスコアレスドローに終わった。

中国代表は17日に行われた試合でレバノンと対戦したが、エースの武磊（ウー・レイ）が決定機を逃すなどして攻めきれず0－0のドロー。中国は初戦でもタジキスタンとスコアレスドローで2試合連続無得点、勝ち点はわずか2にとどまっている。グループリーグ最終戦は地元カタールと対戦する。

中国のサッカーファンからは「ひどすぎる。弱い相手と当たると自分たちも弱くなる」「この相手にも勝てないのではどうしようもない」「この（中国の）2試合は今大会開幕以来最もひどい2試合だろう」「良い知らせ、1点も取られなかった。悪い知らせ、1点も取れなかった」「中国の戦いは本当に“安定”している」「次も点取れないだろうな」など皮肉を交えた失望の声が多く上がった。

また、中国メディアの澎湃新聞は「（レバノン戦の）全体的なパフォーマンスは初戦のタジキスタン戦より向上していたものの0－0という結果は目に余るものだ。アジアカップの最初の2試合で180分間ノーゴールということはいまだかつてなく、（監督の）ヤンコビッチと彼のチームはボトムラインを更新したと言える」と言及。「SNS上でも多くのファンが今回の代表を『史上最悪』と評している」と伝えた。

グループAは2試合を終え、2連勝のカタールが勝ち点6で首位。同2の中国が2位、同1のタジキスタンが得失点差で3位、同1のレバノンが4位となっている。中国は最終戦のカタール戦に勝利すればグループリーグ突破が決まる。引き分けても、タジキスタン対レバノンの試合が引き分けに終われば同じく突破が決まる。（翻訳・編集/北田）