ハルビン氷雪大世界が来シーズンのための氷の貯蔵開始―中国

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「世界最大の氷雪テーマパーク」である黒竜江省のハルビン氷雪大世界はこのほど、来シーズンのための氷の貯蔵を開始した。

「世界最大の氷雪テーマパーク」である黒竜江省のハルビン氷雪大世界はこのほど、来シーズンのための氷の貯蔵を開始した。中央テレビニュースが伝えた。

氷の貯蔵は、その技術と経験がものを言う作業となる。作業員はまず、凍結した川で、切り出すのに適切なエリアを探し、その後、専用の工具を使って氷の塊を切り出す。貯蔵期間中も完全な状態で保存し、氷の彫刻を製作する際に、ひびが入ったり、破損したりすることがないようにするために、氷の質や大きさには、厳格な基準がある。

氷の切り出しが終わると、ハルビン氷雪大世界の氷ストック場へと運ばれる。ハルビン市内を流れる松花江の天然の氷を来年まで保存しておくために、氷ストック場には、特別な多層保冷技術を用い、日光が当たらず、低温下で密封できる環境を作り出して、氷を貯蔵する。

質の良い氷を十分に貯蔵しておくことは、ハルビン氷雪大世界が来シーズンにできるだけ早い時期から会場建設を始めるために必要な条件となっている。今年はも昨年から貯蔵されていた氷10万立方メートルを使用したため、建設工期を約1週間短縮することができたという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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