韓国で日本ビールが5年ぶりに輸入額1位を奪還=韓国ネット「不買の意思がたった5年で0に」

Record Korea    2024年1月17日(水) 14時0分

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17日、韓国・京郷新聞は「日本が昨年5年ぶりにビール輸入先1位の座を奪還した」とし、「日本政府が韓国向けの半導体材料の輸出管理措置を強化して以降初めてのこと」と伝えた。写真は韓国で売られているビール。

2024年1月17日、韓国・京郷新聞は「日本が昨年5年ぶりにビール輸入先1位の座を奪還した」とし、「日本政府が韓国向けの半導体材料の輸出管理措置を強化して以降初めてのこと」と伝えた。

韓国関税庁の貿易統計によると、昨年の日本ビールの輸入額は前年比283.3%増の5551万6000ドル(約81億6900万円)を記録し1位となった。日本ビールの輸入額が1位となったのは18年以降5年ぶりのこと。

日本ビールの輸入額は19年7月に日本政府が韓国向けの半導体材料の輸出管理措置を強化した後に急減していた。18年の7830万ドルから19年は3975万6000ドル、20年は566万8000ドルに減少。その後は増加に転じ21年は687万5000ドル、22年は1448万4000ドルを記録していた。

これにより日本ビールの輸入額順位は18年の1位から19年は2位、20年と21年は9位にまで下がったが、22年は6位に回復し、昨年は1位を奪還した。

記事は「昨年は日韓首脳会談開催などをきっかけに日韓関係が改善され、輸出管理措置強化後に始まった日本製品不買運動が下火になったため」と説明している。

22年に輸入額1位を記録した中国ビールは昨年は3位に下落。昨年の中国ビールの輸入額は3016万3000ドルで前年比17.2%減少したという。2位はオランダ(3356万4000ドル)、4位は米国(1693万9000ドル)、5位はポーランド(1372万ドル)だった。

一方、昨年の韓国ビールの輸出先1位は香港(2945万4000ドル)で、2位以下には日本(1387万ドル)、米国(877万3000ドル)、モンゴル(874万2000ドル)、中国(319万9000ドル)が続いた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「あんなに強力だった不買の意思もたった5年で0になるんだな」「日本はいいね。韓国がビールも買ってあげるし、観光にも行ってあげる。韓国がいなかったらとっくに滅びているのでは」などの声が上がっている。

その他「ビールはアサヒかサッポロしか飲まない」「正直、日本ビールはおいしいよ」「韓国ビールの質が向上すれば輸入ビールを飲まなくて済むのに」との声が上がる一方で「ビールは韓国のものが一番だよ。なぜ輸入ビールを飲むのか分からない」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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