中国のレアアース寸断で苦しむ米国―中国メディア

Record China    2024年1月17日(水) 7時0分

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15日、中国のポータルサイト・捜狐に「中国のレアアース寸断で、米国が苦しんでいる」とするセルフメディアの文章が掲載された。

2024年1月15日、中国のポータルサイト・捜狐に「中国のレアアース寸断で、米国が苦しんでいる」とするセルフメディアの文章が掲載された。

文章は、世界の産業チェーンにおける中国の地位はますます高まっており、特に重要な戦略資源の一つであるレアアースの産業チェーンでは支配的な地位にあると紹介。支配的な地位は資源にとどまらず、その加工技術も含まれるとした。

その上で、中国政府が近頃進めているレアアース輸出政策の調整は、国際社会、特に米国に大きな影響を与えていると指摘。科学技術と製造業の世界的リーダーである米国はレアアースの需要が大きい一方で、自前のレアアース資源が不足しており、主に中国からの輸入に頼っているため、産業チェーンから中国が外れれば米国のハイテク産業は立ち行かなくなってしまうのだと論じた。

また、サプライチェーンの不安定化はコスト増のほか、生産計画や市場競争の不確実性を招くことから、米国では政府と企業が中国への依存度を下げるため、レアアース供給ルートの多様化を模索していると紹介。オーストラリアやカナダなど注目されている他国のレアアース資源開発への支援を強化しつつ、自給率向上のためにレアアースの現地生産能力の強化も進めているとしたほか、レアアース自体への依存度を下げるため、技術革新や代替資源開発への投資を増やていると伝えた。

文章は、中国がレアアースの供給を打ち切れば、各国の企業はサプライチェーン戦略を見直し、より安定的で信頼できるパートナーを探すことになり、レアアース価格上昇につながり、世界的なインフレの加速が懸念されるとした。そして「中国のレアアース供給停止は、経済問題であると同時に、国際政治や国際関係に関わる大きな問題になる。グローバル化の中で各国間の相互依存の度合いはますます深まっており、レアアース問題はその縮図に過ぎないのだ」との見方を示した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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