台湾総統選で頼清徳氏が当選、中国世論の失望の中にある期待―独メディア

Record China    2024年1月16日(火) 13時0分

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15日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、台湾総統選挙で民進党の頼清徳(ライ・チンダー)氏が勝利したことに対する中国本土の反応を報じた。

2024年1月15日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは「頼清徳氏が当選、中国世論の失望の中には依然として期待が存在する」と題し、台湾総統選挙で民進党の頼清徳(ライ・チンダー)氏が勝利したことに対する中国本土の反応を報じた。

記事は、13日に投開票が行われた台湾総統選で頼氏が約40%の得票率で当選し、日本や米国などが祝意を示したことに対して中国本土から「内政干渉」「一つの中国の原則に反する」との批判が飛び出したと紹介。中国の王毅(ワン・イー)外相が14日、選挙結果がどうであれ、世界に中国は一つしかなく、台湾は中国の一部であるという基本的な事実は変えられないとコメントしたことを伝えた。

また、今回の総統選に対する中国世論は当局の統制の影響により過去に比べて関心が薄いように見え、SNSに書き込まれた選挙関連のコメントもコントロールが行われていたと言及。規制後のコメント欄は「台湾の統一はますます近づいている」「祖国の統一は避けられない」といった内容一辺倒になっているとした。また、中国の官製メディアである環球時報は珍しく総統選に関する「社説」を発表せず、意図的に目立たないようにしていたと指摘している。

さらに、江蘇省南京市の金融業界で働く市民が「2000年から台湾の選挙を見続けている。今回も友人たちと投票結果を見ていたが、非常にがっかりした」と語ったことや、4年前同様に民進党側が勝利したことで中国の市民からは「台湾事務弁公室が長年続けてきた台湾優遇政策の効果が出ていない」と批判する声も聞かれたと伝えた。

記事は、中国政府の方針によって中国本土では前回の総統選ほど多くの専門家やコメンテーターが意見を表明してはいないものの、少数ながら自身の見解を表している人もいると紹介。中国共産党元老の一人、任仲夷(レン・ジョンイー)の孫である任意(レン・イー)氏は、国民党勝利のチャンスがあるとの予想を外したものの「この8年、台湾の民衆は民進党に不満を抱いており、『民進党下ろし』こそが本当の民意の主流だ。民進党はもはや台湾の多数の民意を代表していない」と主張したという。

また、上海海峡両岸研究会の顧祖華(グー・ズーホア)副会長が15日、総統選では頼氏が勝利したものの、国民党と民衆党の野党が立法院で協力して制御弁の役割を果たせば「台湾に希望が生まれ、平和への希望が生まれる」と前向きな見方を示したことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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