中国初の1万トン級難燃性リヨセル繊維生産ラインの試験が成功

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中国初の1万トン級難燃性リヨセル繊維生産ラインの試験が成功した。

通用技術集団傘下の通用技術高新材料集団の難燃性リヨセル(Lyocell)繊維1万トン級生産ラインの試験がこのほど成功したことが11日、明らかになった。これは中国初の1万トン級難燃性リヨセル繊維生産ラインだ。科技日報が伝えた。

同生産ラインの総合的技術は中国紡績科学研究院(中紡院)が研究開発を担当し、独自の知的財産権を持つ。 中紡院「難燃性リヨセル繊維」プロジェクト責任者の程春祖(チョン・チュンズー)氏は、「難燃性リヨセル繊維は持続的な難燃性を持つハイテク繊維新材料だ。新型バイオベース繊維としての難燃性リヨセル繊維には、安全で環境に優しく、内在的な難燃性があり、吸湿性と通気性が優れ、強度が高いといった特徴がある」と述べた。

難燃性リヨセル繊維は複数の分野に応用可能で、明るい市場の見通しを持つ。例えば消防防護分野では、消防・救助用の服、防火マスク、防火インナーなどの製造に使用できる。特殊防護分野では、石油化学工業の難燃服、電力業界の防護服、石炭・冶金業界の難燃性防護服などの製造に使用できる。

プロジェクトチームは長年の取り組みを経て、難燃性リヨセル繊維専用難燃剤およびその均等的で安定的な分散体系を独自に設計・研究開発した。試作の度重なる検証を経て、研究開発成果の産業化の実現を保証している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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