男性客が絶叫……日本の「物価上昇」動画が中国ネットで大反響=「笑った」「なんか共感」

Record China    2024年1月15日(月) 18時0分

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物価上昇をテーマとした日本のショート動画に、中国のネットユーザーから反響が寄せられている。

物価上昇をテーマとした日本のショート動画に、中国のネットユーザーから反響が寄せられている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)のブロガーが14日に紹介したこの動画は、スーパーマーケットが舞台。女性店員がレジを打つと客の男性が「おい!チョコボールが95円?50円じゃないのか!?」と文句を言う。すると、別の男性店員が横から「それは30年前の話です」と説明する。その後もレジを打っていくごとに「うああ!!」と悲痛な声を上げる男性客に、女性店員は「日本中で値段が上がっているみたいです」と冷静に告げる。

男性客は「怖いよ。このまま打ち続けていくといくらになるんだ!?」と声を荒らげ、「まだお肉とお米とお野菜が残っています」と言われると「うそだろ!?」と驚愕。レジに行列ができていることから会計を途中でやめることもできず、レジ打ちが進むにつれて「うあああああ!!」「やだあああああ!!」などと叫び声を上げる。女性店員は「深呼吸してください」と声を掛け、そばにやってきた男性店員は「私があなたの手を握っています!安心してください」と語り掛ける。

最後にお米の値段が加算され、合計額が「1万5511円」と告げられると、男性客は「いやあああああ!だめだあああああ!」と発狂。店員に促されて震える手で会計を済ませ、最後にレシートを見て再び絶叫する、という内容だ。

同ブロガーは「30年間物価が上がらなかった中では、昨年からのインフレの影響は心理的なインパクトも含めて小さくはないが、今後30年物価が上昇し続けた後に振り返れば、『軽船已過万重山(気付くと山々はすでに過ぎ去っていた)』だと思うだろう」とつづっている。

物価の上昇を誇張してコミカルに描いた動画は中国のネットユーザーにも好評で、微博では関連ワードがトレンド入りした。コメント欄では「大げさ(笑)」「日本式の誇張されたやりすぎ演技が面白い」「おなか痛くなるほど笑った」「笑っているうちに泣けてきた」「リアルだ」「なんか共感する(泣)」「物価が上がらないとは、どれほど幸せなことだろう」といった声が上がった。

また、「日本は確かに30年物価が上がっていなかった」「30年前に日本に行った。当時は中国と日本の物価の差に驚いたが、ほどなく100円ショップができた。日本はこの30年物価は上がっていないが、消費税は上がった。必要な支出も増えた。でも給与は上がっていない」「物価に続いて、賃金が期待通りに上がるかどうかだろうね。大企業は上がったけど中小企業はまだ難しい」との声も。

ほかには、「日本は株価がだいぶ上がってる。こんな(スーパーの買い物という)小さなこと気にするなよ」「日本の株価や不動産価格はもっと上がってるじゃないか」との声も散見された。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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