CES閉幕、「テレビ戦争」で中国メーカーが韓国サムスン電子を猛追―台湾メディア

Record Korea    2024年1月15日(月) 14時0分

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台湾メディアの中時新聞網は14日、中国テレビ大手のハイセンスとTCLはコスト面での優位性の恩恵を受け、その世界市場シェアは韓国ブランドのLGを上回り、サムスンに迫っているとする記事を掲載した。

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米ラスベガスで開かれていた世界最大級のテック関連見本市「CES 2024」が12日に閉幕した。中国メディアの参考消息によると、台湾メディアの中時新聞網は14日、中国テレビ大手のハイセンス(Hisense)とTCLはコスト面での優位性の恩恵を受けており、その世界市場シェアは韓国ブランドのLGエレクトロニクスを上回り、サムスン電子に迫っているとする記事を掲載した。

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記事によると、中国テレビメーカーは猛烈な勢いでCES 2024に参加した。TCLの展示面積は1672平方メートルに及び、世界有数の家電メーカーであるサムスンの2000平方メートルに迫った。


台湾の調査会社トレンドフォースによると、世界のテレビブランドトップ5はサムスン、ハイセンス、TCL、LG、シャオミXiaomi)の順。ハイセンスとTCLはコスト面での優位性の恩恵を受け、昨年の出荷台数は前年比10%以上増加した。市場シェアもハイセンスが13.8%、TCLが12.9%に上昇し、サムスンの18.5%に近づいた。


あるテレビブランドの責任者は「中国ブランドはもはや価格だけで競争しているわけではない。技術の向上に伴い、ハイエンド市場にも積極的に展開しており、その野心を過小評価する人はいない」と語る。

ある業界アナリストは「今回のテレビ戦争で、中国ブランドは部品サプライチェーンにおける優位性を利用し、韓国メーカーに大きな圧力をかけている。韓国メディアですら、中国は韓国超えを目指していると直言している。(韓国企業が)何も変わらなければ、すべてが失われるだろう」と警鐘を鳴らした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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