2024年に入り、中国は引き続き高水準の対外開放を推進しており、ビジネス環境を絶えず最適化するなど、多国籍企業の対中投資拡大を後押ししています。

中国国家発展改革委員会はこのほど、主要な対外投資プロジェクトの実証において主導的な役割を果たし、外資の基盤をより強化するため、7回目のシンボル的な大型外資プロジェクトを発表しました。

今回選ばれたプロジェクトには、バイオ医薬や自動車製造、新エネルギー電池、化学工業など幅広い分野が含まれています。具体的には、上海モデルナ医薬研究開発生産基地や江蘇省泰州新浦化学ハイエンド化学品プロジェクトなど11の外資項目で、その数は過去最多となります。

これらの新規プロジェクトの計画投資総額は150億ドルを超え、個々のプロジェクトの投資額はおおむね10億ドル以上となります。これらのプロジェクトの突出した技術的リーダーシップは、中国の短所や欠点を補い、産業のモデルチェンジとグレードアップを促すとともに、上流企業と下流企業の連携や、産業のクラスターの発展を促し、地域の雇用を刺激し、比較的高い経済効果と社会効果があると見込まれています。

過去6回の大型外資プロジェクトでは、総額730億ドルの投資が行われ、40の個別プロジェクトが実施されており、すでに23のプロジェクトが全面または一部操業を開始しています。（提供/CRI）