中国の王文涛商務部長は11日、米国のレモンド商務長官と電話で会談しました。双方は中米首脳がサンフランシスコ会談で達した重要な共通認識の実行をめぐって、それぞれが関心を有する経済貿易問題について踏み込んだ、実務的意思疎通を行いました。

王商務部長は電話会談で、「中米首脳のサンフランシスコ会談は両国の経済貿易関係の発展に方向性を示した。双方は両国の商務部間で確立された交流と意思疎通メカニズムの積極的な役割を発揮し、企業協力のために良好な条件を整えていくべきだ」と述べた上で、米国が主導する、第三者によるフォトリソグラフィ装置の対中輸出規制、成熟プロセスチップのサプライチェーン調査、中国企業への制裁と抑圧などについて深い懸念を示しました。

双方はまた、中米経済貿易分野における国家安全保障問題をめぐって踏み込んだ交流を行いました。（提供/CRI）