中国サッカー協会、全員に「反腐敗映像」見せ1500字以上の感想文求める

Record China    2024年1月12日(金) 21時0分

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10日、北京青年報は中国中央テレビが放送した反腐敗特集番組について、中国サッカー協会内部で「番組を視聴の上、感想文を提出せよ」との通達が出されていたことが明らかになったと報じた。

2024年1月10日、北京青年報は中国中央テレビ(CCTV)が先日放送した反腐敗特集番組について、中国サッカー協会内部で「番組を視聴の上、感想文を提出せよ」との通達が出されていたことが明らかになったと報じた。

記事は、CCTV総合チャンネルが9日、サッカーの八百長問題などを含む大型汚職問題について取り上げた反腐敗特別番組を放送したと紹介。中でも中国サッカー協会トップや元中国代表監督の李鉄(リー・ティエ)氏らが絡んだサッカー業界の腐敗問題は社会に大きな衝撃を与え、注目を集めたと伝えた。

そして、中国サッカー協会内部では、放送日の前週末に予告映像が放送された時点で「リアルタイムに番組を視聴すること」との通達が出されたほか、職員に対して「11日午後3時までに1500文字以上の感想文を提出すること」が要求されたとした。また、要求は協会だけでなく協会傘下企業の福特宝の従業員のほか、現在カタールでアジアカップに向けて調整している中国代表のコーチやスタッフ、昆明で同じくアジアカップに向けた調整をしているU20女子代表のコーチやスタッフにも同様の通知が出されたと紹介した。

記事は、中国サッカー界では2023年上半期に反腐敗を一層するための作業を開始し、協会は2023年5月下旬から3カ月以上の「教育・整頓」作業を実施したと紹介。さらに同年10月には宋凱(ソン・カイ)新主席による新たな協会体制が発足した一方で、サッカー業界全体に及ぶ腐敗問題の最終的な調査結果は発表されていないと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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