海外に流出した宝雲閣の銅製の窓扉、北京の頤和園に戻る

CRI online    2024年1月11日(木) 17時30分

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海外に流出していた宝雲閣の銅製の窓扉1枚が、国家文物局の寄贈を経て、10日に頤和園に正式に戻りました。

海外に流出していた宝雲閣の銅製の窓扉1枚が、国家文物局の寄贈を経て、10日に頤和園に正式に戻りました。

今回の文化財返還は、国家文物局が1993年と95年の2度にわたって宝雲閣の銅製の窓と銅製の窓扉が頤和園に戻るのを促し完成させたのに続く義挙です。宝雲閣を完全な姿に回復させ、頤和園の所蔵文化財を豊かにし、文化財博物館事業への社会の関心と支持を呼び起こす上で、重要な意義があります。

宝雲閣は、清の乾隆20年(西暦1755年)に銅を使って造られました。高さ7.55メートル、重さ207トンです。その梁(はり)、柱、桁、椽(たるき)、枓栱(ときょう)、屋根瓦、宝頂、戸と窓、扁額はすべて銅鋳造ですが、その様式、寸法、工芸の精巧さは木造と全く同じです。今回戻ったのは、20世紀初めに紛失した銅製の窓扉31枚のうちの1枚です。長さ105.2センチ、幅19.8センチで、四桁式の菱花の模様です。銅製の窓扉は鋳造から270年余り経過しています。(提供/CRI

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