中国現代ドラマ、2023年の視聴率俳優トップ9は?1位はやっぱりこの人―台湾メディア

anomado    2024年1月13日(土) 17時0分

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9日、台湾のエンタメ・美容サイト「BEAUTY」は2023年に出演した現代ドラマの視聴率に最も影響を与えた主演俳優9人を紹介した。

2024年1月9日、台湾のエンタメ・美容サイト「BEAUTY」は2023年に出演した現代ドラマのパフォーマンスが視聴率に最も影響した主演俳優トップ9を紹介した。

記事は「時代劇と比べて、突き抜けた注目度を獲得するのが難しい現代ドラマにとって、重要なのは主演俳優がどれだけ視聴者を集める力を持っているかにある」として、ネットユーザーの投票を基にパフォーマンスが出演作の視聴率に最も影響を与えた主演俳優トップ9とその作品を紹介した。

9位は「我的人間煙火」のヤン・ヤン楊洋)で、記事は「ヤン・ヤンの人気もあり、昨年夏の配信前から非常に注目されたが、主役のキャラクターや役作りが視聴者の好みに合わず、消火器で遊ぶようなシーンが物議を醸したこともあり、高い再生回数ながらも映画・ドラマ情報サイトの豆瓣(douban)の評価は2.8点と低く、ネット上では批判の嵐だった。だが仮に主演がヤン・ヤンでなかったら、口コミすらも書かれなかったのではないか。その点において、ヤン・ヤンの影響力に疑いの余地はない」と伝えた。

ヤン・ヤン(楊洋)

8位は「我要逆風去」のゴン・ジュン(龔俊)で、記事は「ワン・ホーディー(王鶴棣)の『以愛為営』と配信時期が重なったこともあり、注目度が低くなったが、評価は「我要逆風去」の方が上だった。ゴン・ジュン以外話題にならなかったのが残念だが、ゴン・ジュンの演技はギラギラした野心に満ちあふれながらもくどすぎず、理性的でありながら一抹の優しさも持つ魅力的な現代ドラマの主役にふさわしいものだった」と伝えた。

ゴン・ジュン(龔俊)

7位は「他従火光中走来」のホアン・ジンユー(黄景瑜)で、記事は「同作はヤン・ヤン主演の『我的人間煙火』と同様に消防士を主役としたラブストーリーで、題材が似ている上に時期がそれほど離れていないことからよく比較されている。同作の注目度は『我的人間煙火』ほどではなかったが、ホアン・ジンユーの演じる消防士は大変好評で、消防士のようなタフガイにハマっているとの口コミが多かった。ネット上でのプロモーションはそれほど行ってはいないが、ホアン・ジンユーの主演作はどれも再生回数が安定しており、同作でも8億回を超える再生回数を記録した」と紹介した。

ホアン・ジンユー(黄景瑜)

6位は「愛情而已」のウー・レイ(呉磊)で、記事は「ウー・レイのパフォーマンス頼みで約11億回の再生回数を記録し、豆瓣でも8.2点と高得点を獲得した。ウー・レイは心に傷を負ったアスリートを演じ、その演技にはすごみを感じる。同作を見終わった後、ウー・レイの魅力にハマらない方が難しい」と紹介した。

ウー・レイ(呉磊)

5位は「去有風的地方」のリー・シエン(李現)で、記事は「同作はヒロインを演じたリウ・イーフェイ(劉亦菲)の知名度もあり、リー・シエンの影響力は他の主演俳優に及ばないかもしれないが、演技が安心して見ていられるというネット上の口コミもあり、リー・シエンとリウ・イーフェイのペアは見る者を期待させずにはいられない。ネット上ではリー・シエンの演技へ惜しみない称賛が送られている」と紹介した。

リー・シエン(李現)

4位は「以愛為営」のワン・ホーディーで、記事は「ワン・ホーディーのオレ様キャラの富豪の役作りもあって、配信前から期待が高かったが、シーンやファッションが演者の魅力を引き出していないという理由で、作品の質に評価を得られなかったのが残念だった。とはいえ、配信開始から3日で再生回数2億5000万回を突破するなど、データ上はワン・ホーディーの影響力は好調だった」と紹介した。

ワン・ホーディー

3位は「很想很想你」のタン・ジェンツー檀健次)で、記事は「2023年はタン・ジェンツーにとって大豊作の年だった。『長相思』で人気を得た後に今作で大ブレークを果たした。同作では副業で声優をやっている外科医を演じているが、役柄で声色を変えており、『長相思』の頃と比べて雰囲気まですっかり変わっている。ここまで心を込めて役を演じているタン・ジェンツーの人気に火がつかないわけがない」と紹介した。

タン・ジェンツー(檀健次)

2位は「南風知我意」のチョン・イー成毅)で、記事は「新世代の俳優の中でもひときわ強い影響力を持つチョン・イーは、昨年夏の武侠ドラマ『蓮花楼』で高評価を得た後に同作に出演したが、同作の視聴率を引っ張ったのはチョン・イーの人気だった。交通事故で障害を負った男性の役で、チョン・イーの演技はきめ細かな役作りだけでなく、サディスティックな魅力もあり、甘えを見せた時のかわいさもある。昨年下半期の現代ドラマで注目を集めた主役キャラの一人だ」と紹介した。

チョン・イー(成毅)

1位は「驕陽伴我」のシャオ・ジャン(肖戦)で、記事は「広告会社ディレクターの女性と新社会人の男性が偶然の出会いから恋に発展する様子を描いた同作は、現代ドラマでは十分な好成績と言える再生回数約14億回を記録した。シャオ・ジャンが演じた新社会人の盛陽は昨年下半期に最も注目を集めた主役キャラと言えるだろう。『玉骨遥』『夢中的那片海』『驕陽伴我』と3作続けて高い注目を集めたシャオ・ジャンの影響力はだてではない」と伝えた。(翻訳・編集/原邦之

シャオ・ジャン(肖戦)

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