2014年8月13日、韓国・聯合ニュースによると、韓国貿易協会が発表した上半期の日韓貿易総額は429億7300万ドル（約4兆4000億円）で、前年同期比で9．8％減少し、リーマンショック直後の2009年以来、最低水準に落ち込んだ。通年で見ると、両国の貿易額は3年連続の減少となる見通しだ。

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韓国の対日輸出減少の主な要因には、ウォン高・円安による韓国製品の価格競争力の低下と、日本国内の生産施設の減少、日本の消費税増額などが指摘されている。一方、韓国の対日輸入額も輸出を上回る大幅減少となった。今年上半期の対日輸入額は267億8200万ドル（約2兆6500億円）で、前年同期比12．2％の減少となった。韓国内の景気低迷による需要の縮小、貿易相手の多様化などが要因とされている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のような反応を示している。

「日韓関係の悪化が多分に影響していると思う」

「好ましい現象だ。早く日本との貿易赤字が解消されるといい」

「これから日本と付き合っても韓国の得にはならない。日本にしがみつかずに輸入国の多様化を目指すべきだ」

「日本から輸入していた部品や素材を自国で生産することが可能になり、テレビや携帯電話の生産のほとんどが日本に依存しなくなった結果だ」

「初めは大変かもしれないが、中小企業を政府がバックアップし、研究分野にもっと投資すれば、日本との貿易を断っても大丈夫だろう」

「日本は放射能も心配だし、輸出も輸入もやめた方がいい。そのためには先端技術や農業の発展が不可欠」

「良い物は全部自分の物だと言い張り、良くないものは隠蔽（いんぺい）してごまかす日本よりも、われわれが貿易や交流をすべき国は他にたくさんある」

「日本が急成長した要因のほとんどが、朝鮮半島と米国にある。いくら経済大国だと言っても、韓国との交流をないがしろにしては、日本経済は立ち行かなくなるだろう」

「韓国と関係を断絶しろと大騒ぎしている日本のネット右翼のお望み通り、日本を切り捨てていろいろな国とのバランスの取れた貿易や交流を築いていこう」（翻訳・編集/雲間草）