酷寒の中国黒竜江省ハルビン市で開催されている氷雪祭り関連のトピックが中国のSNSを席巻する中、俳優で歌手のハン・グン（ハンギョン/韓庚）がふるさと応援メッセージを投稿し、出身に関する話題が盛り上がりを見せている。

毎年1月初めに開催されるハルビン氷雪祭りだが、今年は35億元（約700億円）を投入し歴代最大規模の「おとぎ話の世界」を作り出した。国内外から観光客が押し寄せる中、森の中で暮らすオロチョン族、エベンキ族、ホジェン族などの少数民族がハルビンの中央大街にサプライズで登場し、観光客を喜ばせた。

長年の経済低迷とコロナショックを乗り越え、今回の氷雪祭りで復活劇を遂げようとしている黒竜江省に対し、ご当地出身の有名人らが応援や呼び込みの投稿をし、注目が集まった。特に関心を得たのは、韓国の男性グループ・スーパージュニア（Super Junior）出身で現在は俳優として活動中のハン・グンの投稿だ。

中国SNSの微博（ウェイボー）の個人アカウントから「ホジェン族が出て来た。黒竜江省出身者としてとても誇りに思っている。撮影の関係で駆け付けられないが、皆さんに東北の寒冷と情熱を楽しんでいただきたい。今年はハルビン、来年はぜひ牡丹江においでください」とのメッセージを寄せた。

投稿を見たファンからは、「そういえばハン・グンはホジェン族だった」「ホジェン族とは初耳だな！驚いた」「スーパージュニア時代のハン・グンは高根の花のようなイケメンだった」「映画俳優、ダンサーとして今も大活躍中」「来年まで待たなくてもハルビンのついでに雪の街、牡丹江に行ってみよう」「ハン・グンに牡丹江の観光攻略を頼む」などの反響が相次いだ。（編集/RR）