警視庁が中国人男性を誤認逮捕し謝罪=中国ネット民が反応

Record China    2024年1月9日(火) 17時0分

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警視庁が中国籍の男性を誤認逮捕し謝罪したことが、中国でも話題になっている。

警視庁が中国籍の男性を誤認逮捕し謝罪したことが、中国でも話題になっている。

報道によると、警視庁は8日、前日に逮捕した中国籍の30代男性について、誤認逮捕だったと明らかにした。男性は7日に東京都文京区の歩行者専用道路を三輪自動車で走行し、巡回中の警察官に止められた。

男性は普通免許を所持していたが、警察官は男性が運転していた三輪自動車が普通免許では運転できないものと誤認し、無免許運転の疑いで現行犯逮捕した。しかしその後の調べで、男性が運転していたのは普通免許で運転できる車両であることが判明したという。

警視庁は男性に口頭で謝罪。同庁交通総務課の尾嵜亮太課長は「職員に対する指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。なお、歩行者専用道路を走行したことについては違反切符を切ったという。

観察者網などの中国メディアがこれを報じると、中国のネットユーザーからは「警察官が車両タイプも判別できないとは」「名探偵コナンを見て警察官が役立たずなのはフィクションだと思っていたが、実際にそうだったとは」「これが匠(たくみ)の精神だ」「日本にはお辞儀で解決できないことはないのさ」など、批判や皮肉めいた声が上がった。

一方で、「法の執行者が過ちを認めて謝罪できる。文明的な法執行の手本だな」「文明国家の文明的な法執行だ」「中国は言葉の使い方がうまい。間違っていたら『調査に協力してもらった』、正しければ『逮捕』になるからな」「日本と中国を比べてはいけない。環境が全く異なる」などのコメントも寄せられていた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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