ウォン・カーウァイ監督の“被害者”たち、唯一の例外はあの人気女性歌手

anomado    2024年1月9日(火) 21時0分

拡大

撮影に長い時間を費やすことで知られるウォン・カーウァイ監督だが、これまでに唯一“被害者”とならなかった稀有な存在として、歌手のフェイ・ウォンの名前が挙がっている。

撮影に長い時間を費やすことで知られるウォン・カーウァイ(王家衛)監督だが、これまでに唯一“被害者”とならなかった稀有な存在として、歌手のフェイ・ウォン(王菲)の名前が挙がっている。

ウォン監督にとって初のドラマ作品となる「繁花」が現在、中国の国営テレビ・中央電視台(CCTV)で放送されている。ウォン監督は同作の撮影に約3年を費やしたことがクローズアップされており、中国のSNS・微博(ウェイボー)や中国版TikTok・抖音(ドウイン)には、これまでにウォン監督作品の撮影で長期間にわたって拘束された「被害者たち」を紹介するショート動画が次々に登場している。

これらの動画には「繁花」に主演するフー・ゴー(胡歌)をはじめ、ウォン監督作品に多数出演してきたトニー・レオン(梁朝偉)や、レスリー・チャン(張国栄)、アンディ・ラウ(劉徳華)、チャン・チェン(張震)、チャン・ツィイー(章子怡)といった顔ぶれが登場。さらに木村拓哉ソン・ヘギョら海外スターも含まれる。

その中で唯一の例外とされるのが、「恋する惑星」(1994年)などで知られるフェイ・ウォン。撮り直しを重ねても、何が悪いのか説明しないというウォン監督に対し、フェイ・ウォンはあえて質問せず思うままに演じ、毎回ワンシーン撮り終えると速やかに現場を後にしたという。ウォン監督の現場についてフェイ・ウォンは、「とても気楽でバカンスのよう」と語っており、ウォン監督もフェイ・ウォンを「天賦の才がある」と激賞している。

なお、「繁花」ではフー・ゴーの顔をクローズアップするシーンでNGが40回を超え、現場に居合わせた「繁花」の原作者・金宇澄(ジン・ユイチョン)が見るに見かね、「もういいのではないか」とウォン監督に声をかけたというエピソードも話題になっている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携