中国で富豪を最も多く輩出している大学はどこ?北京大学を上回った2校とは

Record China    2024年1月8日(月) 19時0分

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中国人の資産ランキングの「2023胡潤百富ランキング」で紹介された企業家の出身大学を見ると、やはり「名門大学」とされる大学が「富豪」を多く輩出している。写真は上海交通大学。

英国人公認会計士、コンサルタント、ジャーナリストであるルパート・フーゲワーフ氏が率いる胡潤研究院は5日、中国人の資産ランキングの「2023胡潤百富ランキング」を発表した。同ランキングで紹介された中国人企業家の出身大学を見ると、やはり「名門大学」とされる大学が「富豪」を多く輩出していると分かる。

中国メディアの「中国青年報」によると、「2023胡潤百富ランキング」に取り上げられた企業家の人数が最も多かったのは清華大学と浙江大学で、それぞれ32人だった。業界としては、電子商取引プラットフォームである美団や中国最大の口コミサイトの大衆点評を運営する美団を創業した王興氏、中国最大の医療機器メーカーの深セン邁瑞生物医療電子を創業した徐航氏など、デジタル関連産業や暮らしにかかわる分野が多かった。

浙江大学の卒業者でランク入りした企業家の場合には、医薬品を手掛ける人が多く、次いで電子商取引、金融工学、投資関連などが多かった。同校卒業者が創立した企業には、EC最大手の阿里巴巴(アリババ)や共同購入システムを利用できるECプラットフォームを運営する拼多多などがある。

浙江大学

北京大学の卒業生は第3位の22人がランクインした。教育分野や不動産、投資、インターネット情報サービスを手掛ける人が多い。代表的人物としては検索エンジンを運営する百度の創業者である李彦宏氏や、上海蔚来汽車(NIO、ニーオ)創業者の李斌氏などがいる。

ランキング入りした卒業生人数の第4位以下には、上海交通大学の21人、無難大学の17人、中国人民大学と華南理工大学の16人などが並んだ。上海交通大学はランク入りした卒業生の人数では第4位だったが、資産額合計では6459億元(約13兆2000億円)で、清華大学の6448億元(13兆1000億円)を抜いて第1位だった。

胡潤百富の会長董事長兼首席研究長のルパート・フーゲワーフ氏(中国語名は胡潤)は、「大学の成功を最終的に示すのは、卒業生が後に社会的価値を持つ人物、例えば科学者、教育者、企業家などになることだ。この卒業生ランキングは、財界にあって最も富と創造力を備えた“OB会”を見るものにすぎない」と述べた。

なお、中国の企業人の中には、順風満帆に学業を終えたのではない人もいる。例えば中国最大の飲料会社である農夫山泉の創業者で、「胡潤百富ランキング」で資産総額が中国第1位と評価された鐘睒睒氏は、文化大革命の影響で小学校5年生までしか学校で学べず、その後は大工仕事に就いた。1966年から実施されなかった大学入試が1977年に復活したので、鐘氏も受験したが失敗した。

同年の大学入試は、10年間にわたって大学進学への道を断たれていた若者がこぞって受験したので、「空前絶後の難関」だったとされる。鐘氏はその後、放送大学で学んで卒業し、新聞記者を経て起業して大きな成功を収めた。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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