中国人にとってタイに入国するよりも北京大や清華大を見学する方が難しい―香港メディア

Record China    2024年1月10日(水) 15時0分

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香港ニュースポータルの香港01は6日、「中国人にとってシンガポールやタイに入国するよりも北京大学や清華大学を見学する方が難しいのはなぜか」とする記事を掲載した。写真は北京大学。

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香港ニュースポータルの香港01は6日、「中国人にとってシンガポールやタイに入国するよりも北京大学清華大学を見学する方が難しいのはなぜか」とする記事を掲載した。

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記事はまず、中国とシンガポールが昨年末、ビザ相互免除措置実施で合意したこと、タイと中国が今年3月から互いの国民に対するビザ要件を永久に免除することに触れた。

その上で、「それに対し、清華大学や北京大学を含む中国本土にあるほとんどの大学の校門は依然としてきつく閉ざされている。学校関係者以外がキャンパスを見学したり学術交流のためにキャンパスに入る際には、限られた枠を毎日オンライン上で争う必要があるだけでなく、校門をくぐるには顔のスキャンと身分証明書の確認も求められ、その手続きはシンガポールやタイに入国するよりも難しい」とした。

清華大学

記事によると、中国教育部はこの1年、大学キャンパスの一般開放を求める大きな声に注目し、このほど発表した声明で「大学キャンパスの一般開放には前向きな意義があり、大学が社会によりよく溶け込み、社会によりよく貢献するのに役立つ。教育部は関連部門と検討を重ね、キャンパスの安全リスク予防・抑制メカニズムを確立し、大学の合法的な権益を法に基づいて保障するとともに、大学に対し、管理システムを整備し、正常な秩序と教員・学生の研究・勉学・生活に影響を及ぼさないことを前提として、キャンパスの開放と内部管理を釣り合わせるよう指導していく」などと回答した。

北京大学

記事は「しかし実際に人々が目にしているのは、清華大学や北京大学を含むほとんどの大学で開放の進展が非常に遅いという現実だ」と指摘。北京大学がこのほどメディアに対し、「北京大学は引き続き、キャンパスの秩序ある開放を推進し、キャンパスへの出入りをより便利かつ迅速にするための政策を適時に調整していく」と表明したものの、キャンパスに入るには事前オンライン予約が必要で、しかも枠を確保できるかどうかは「神頼み」であり、さらに校門での顔のスキャンと身分証明書の確認が求められることに変わりはないと伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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