中国外交部の汪文斌報道官は4日の定例記者会見で、記者から「中国は2023年には、アジア太平洋地域および世界の経済成長において重要な役割を果たした。中国は自国の経済が2024年の世界経済に対する貢献についてどのように期待するのか」との質問を受けました。

汪報道官は、「国際通貨基金（IMF）の中国駐在首席代表は、中国経済は2024年に良好な成長を維持し、世界経済の成長をけん引する動力の3分の1を提供すると予測した。英紙『エコノミスト』のシンクタンク部門などは、2024年には中国経済のファンダメンタルズがより強固になると予想した。米戦略国際問題研究所などは、中国の電気自動車用電池や電子製品、鉱物などの輸出は力強く、多くの産業が世界でトップレベルの競争力を持っていると見ている。さらに、多くの国際メディアが、中国は経済規模が巨大で、産業の生態系が成熟し、中間層が絶えず拡大していることから、外国人投資家にとって切り捨てることのできない市場だとの見方を示した」と説明しました。

汪報道官はさらに、「新しい一年、中国は中国式現代化がもたらす新たなチャンスを世界と共有する。中国は引き続き世界の経済成長をけん引する重要なエンジンでありつづけ、不確実性に満ちた世界経済に確実性とプラスのエネルギーを提供していく」と述べました。（提供/CRI）