韓国野党代表を刃物で襲った男「歴史的使命感を持って犯行に及んだ」=韓国ネット「英雄と勘違い」

Record Korea    2024年1月5日(金) 18時20分

拡大

5日、韓国・MBCによると、「共に民主党」の李在明代表を襲撃した60代の男が作成した“弁明文”に「歴史的使命感を持って犯行に及んだ」との趣旨の内容が書かれていた。写真は李代表のフェイスブックより。

2024年1月5日、韓国・MBCなどによると、韓国の左派系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表を刃物で襲撃した60代の男が犯行前に作成した“弁明文”に「歴史的使命感を持って犯行に及んだ」との趣旨の内容が書かれていたことが分かった。

記事によると、男は釜山市を訪れた李代表を刃物で襲った時にこの弁明文を所持していた。男は4日の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)で、「なぜ李代表を襲ったのか」との質問に「警察に提出した8ページ分の弁明文を見てほしい」と答えたという。

警察は現行犯で男を逮捕した際に弁明文を押収し、分析を行っている。弁明文は数回にわたって「歴史」に言及し、男の信念について説明する内容。直接的な犯行動機や政治的な理由はなく、衒学(げんがく)的な単語を使った難解な文章が羅列されている。「このままでは総選挙で誰が勝っても国の経済は破綻する」との内容も書かれていたという。

これに韓国のネットユーザーからは「供述書でもなく反省文でもなく弁明文?」「弁明の余地がない行動をしたのに…。自分を英雄と勘違いしているようだ」「どんな理由があれ殺人鬼であることには変わりない。厳しい処罰を」「テロは本当にいけない。そしてテロを政治ショーに利用するのはもっといけない」「このままでは国の経済が破綻する。正しい言葉ではある」「国を破綻させた責任は大統領にあるのになぜ李代表を?」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携