中国初の国産大型クルーズ船が初航海へ、コメディーもグルメも満喫

人民網日本語版    2024年1月6日(土) 19時50分

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中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都」が1日、上海市の呉淞口国際郵輪港から初の商業航海に繰り出した。

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中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都(ADORA MAGIC CITY)」が1日、上海市の呉淞口国際郵輪港(上海宝山国際クルーズターミナル)から初の商業航海に繰り出した。6泊7日の船旅で、上海-韓国・済州-日本・長崎-同・福岡-上海を巡る。

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2024年最初の日、羅盛さん(仮名)夫妻は「愛達・魔都」でハネムーンに出発した。2023年12月初めに予約したという羅さんたちの部屋は高層階にあるバルコニーつき船室で、料金は2人合わせて8599元(約17万円)だった。 羅さんたちは1日夜、「愛達・魔都」で初めてのディナーを食べた。「バルチックというレストランに行った。追加料金のかからないレストランで、バイキングでなくコースだったが、量はたっぷりある。例えば、ラムチョップもロブスターも1ピースだと思っていたが、一人1ピースずつで合わせて2ピース出てきた。また、料理の出てくるペースも速くて、ほぼ1時間で全部の料理が出た」と話す。


「愛達・魔都」には特色あるレストラン・バーが合わせて26カ所あり、400種類を超える中国・西洋の定番メニューや伝統と革新が融合した料理が食べられる。 「愛達・魔都」にはグルメだけでなく、豊富な娯楽も用意されている。娯楽の面では、有名劇団のコメディーや没入型音楽ショーのほか、1000人収容可能な大都会劇院でミュージカルの「マルコ・ポーロ-シルクロードストーリー」や「魔都マジックシティー」を鑑賞できる。



「愛達・魔都」が出航したことは、中国がドイツ、フランス、イタリア、フィンランドに続いて、世界で5番目に大型クルーズ船を建造する能力を備えた国になり、そして中国が造船業の「3つの宝石」を手に入れ、航空母艦、大型LNG運搬船、大型クルーズ船を同時に建造できる国になったことを示している。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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