香港メディアの香港01は3日付の記事で、今月12日に開幕するサッカーのアジアカップの優勝予想で日本が一番人気だと伝えた。

記事は、「アジアカップの優勝予想が盛り上がりを見せているが、各ブックメーカーのオッズ一番人気は図らずも日本で一致した」と説明。ウィリアムヒルでは3．25倍、bwin（ビーウィン）では3．5倍のオッズとなっているとし、「アジアカップ最多優勝回数を誇り、海外組を主とした層の厚いメンバーを有しており、昨年はドイツやカナダ、トルコといった強豪を撃破するなどパフォーマンスは安定している」と評した。

また、日本に続いて人気なのは韓国だとし、優勝オッズはウィリアムヒルで5倍、ビーウィンで6倍になっていると紹介。「トッテナムのソン・フンミン、バイエルンのキム・ミンジェ、パリ・サンジェルマンのイ・ガンインなどスター選手を擁し、もう一つの優勝候補になった。しかし、平均的には日本に及ばないようだ。同大会で前回優勝したのは64年前のことだ」とした。

3位以下は見方が割れており、ウィリアムヒルではオーストラリア、イラン、サウジアラビアが8倍で並んでいるが、ビーウィンでは開催国カタールが6倍、オーストラリアとイランが7．5倍で続いている。

中国はウィリアムヒルでは10位、ビーウィンでは9位で、いずれもオッズは34倍。記事は香港について「出場チーム中でFIFAランキングが最低である香港は、当然ながら（優勝は）最大の番狂わせと見られており、いずれのブックメーカーでもオッズは501倍。下から2番目のインドネシア（251倍）のさらに倍の数字になっている」と伝えた。（翻訳・編集/北田）