台湾総統選間近、中国が第3の空母「福建」を誇示―独メディア

Record China    2024年1月4日(木) 15時0分

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4日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、台湾の総統選が間近に迫る中で中国国営メディアが空母「福建」の最新映像を公開したと報じた。写真は空母「福建」。

2024年1月4日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、台湾の総統選が間近に迫る中で中国国営メディアが空母「福建」の最新映像を公開したと報じた。

記事は、台湾総統選が今月13日に迫る中、中国中央テレビ(CCTV)が3日に中国の3号艦空母「福建」の最新映像を公開したと紹介。映像は中国の陸海空軍合同演習の様子を撮影したもので、小型の船にえい航されて「福建」が登場し、艦首に3基設置された電磁式カタパルト(射出機)の姿が初めてはっきりと紹介されたことを伝えた。

そして、2022年6月に初めて公開された「福建」が1号艦の「遼寧」、2号艦の「山東」に比べて大型で、なおかつより進んだ技術が採用されていると説明。昨年のうちに試験航海が行われるとともに、同11月には電磁式カタパルトの射出実験も行ったと紹介した。

また、英ロイターが「福建」について、米海軍の新型原子力空母「フォード」に続いて世界で2隻目となる最新の電磁式カタパルトシステムを搭載した空母になり、中国の軍備近代化のマイルストーン的な意味を持つとの見解を示したことを伝えている。

記事は、台湾総統選が迫る中で台湾当局が中国本土による台湾海峡およびその周辺での軍事活動に関する情報を相次いで発表していると紹介。3日には台湾国防部が気球3つが台湾本島上空を通過したことを明らかにしたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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