2023年の北京市の空気質に関する記者会見によると、昨年、北京市のPM2．5（微小粒子状物質）の年平均濃度は1立方メートル当たり32マイクログラムで、3年連続で既定の目標に達しました。また、その他の汚染物質の1立方メートルあたりの年平均濃度は、PM10（吸入性粒子状物質）、NO2（二酸化窒素）、SO2（二酸化硫黄）の順に61マイクログラム、26マイクログラム、3マイクログラムで、いずれも長年にわたって連続で基準に達していることが分かりました。

昨年、大気質の優良日数は192日間で、一昨年より20日間増えました。2013年の13日間と比べると、大幅に改善しています。また、それぞれの濃度は2013年と比べると、PM2．5、PM10、NO2、SO2の濃度はそれぞれ64．2％、43．6％、53．6％、88．7％低下しています。社会・経済活動の状況と汚染物質の拡散状況が似ている2019年と比べても、2023年はPM2．5、PM10、NO2、SO2濃度がそれぞれ23．8％、10．3％、29．7％、25．0％下がり、空気質は持続的に改善しています。（提供/CRI）