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13日、米サンフランシスコ国際空港で昨年発生した韓国アシアナ航空機の着陸失敗事故で、犠牲となった中国人乗客2人の遺族が、サンフランシスコ市を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こした。
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2014年8月14日、中国新聞社によると、米サンフランシスコ国際空港で2013年7月に発生した韓国アシアナ航空機の着陸失敗事故で、犠牲となった中国人乗客、葉夢円(イエ・モンユエン)さんと王琳佳(ワン・リンジア)さんの遺族が13日、サンフランシスコ市を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こした。
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同便は昨年7月6日、サンフランシスコ国際空港に着陸しようとした際、滑走路の手前にある護岸に接触して胴体着陸状態となった後に出火した。この事故で中国人学生3人が死亡し、181人がけがをした。浙江省の同じ高校に通っていた葉さんと王さんは、カリフォルニアでのサマーキャンプに参加するため搭乗していた。
米国家運輸安全委員会は昨年末、滑走路で消防車にひかれて死亡した葉さんについて、消防隊員らが、滑走路に横たわっていた葉さんがすでに亡くなったと判断し、生死確認を行わなかったと報告していた。
だがサンフランシスコ市が今年1月に公表した報告書では、シートベルトをしていなかった葉さんは機体から投げ出された際にすでに亡くなっており、消防車にひかれたことが死因ではないとしている。
葉さんの遺族は訴えの中で、「娘は事故発生後、見捨てられたまま横たわり救助を待っていた。だが消防隊員らは信じがたいことに、娘の負傷具合を考慮せず、救助を行わず、危険な場所から移すこともしなかった」と述べている。
サンフランシスコ市の司法当局報道官は、これまでのところコメントを発表していない。(翻訳・編集/NY)
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