ファーウェイ、ハイエンドスマホ世界市場シェアトップ3に返り咲き―台湾メディア

Record China    2024年1月4日(木) 8時0分

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2日、聯合報はファーウェイが世界のハイエンドスマートフォン市場シェアトップ3に返り咲いたことが明らかになったと報じた。写真は上海市内のファーウェイ店舗。

2024年1月2日、台湾メディア・聯合報は中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術)が世界のハイエンドスマートフォン市場シェアトップ3に返り咲いたことが明らかになったと報じた。

記事は、カウンターポイント・リサーチが発表した最新レポートによると、600ドル(約8万5000円)を超えるハイエンドスマートフォン市場の23年世界市場売上高が前年比6%増となり、新記録を更新したと紹介。世界スマートフォン市場全体の低迷が予測されているのとは対照的であり、ハイエンド市場はここ数年スマートフォン市場の中で成長分野となっているとした。

また、アップルが全体の71%を占め、22年の75%に比べるとややシェアを落とすも1位を守り、ギャラクシーS23と折りたたみ可能なFoldシリーズが好調だったサムスンが17%で2位、そしてファーウェイが5%で前年より2ポイント上昇して3位に返り咲いたと紹介。ファーウェイは主にMate 60シリーズの好調ぶりが目立ったと伝えた。

その上で、ハイエンド端末は23年に世界のスマートフォン市場販売量のほぼ4分の1に当たる24%を占め、16年の6%から約4倍に増加、販売額では60%を占めたとした。地域別では、中国本土、西ヨーロッパ、インド、中東、アフリカが成長をけん引し、中でもインド市場の成長が最も著しいというカウンターポイント・リサーチの見解を紹介した。

さらに、1000ドル(約14万2000円)の超ハイエンド機種がハイエンド機種販売額の3分の1以上を占めたとも紹介。シニアアナリストのVarun Mishra氏が「スマートフォン市場における消費者の購買パターンは変化している。消費者はスマートフォンの重要性を考え、長期間使用できる高品質の端末により多くの出費を惜しまない。最新のフラッグシップ機種は多くの消費者にとってステータスシンボルにもなっており、特に新興市場ではミッドレンジからハイエンド価格への移行が進んでいる」と述べるとともに、販促活動や割賦販売オプションによって割安に購入できることも大きなポイントになっているとの見方を示したことを伝えた。

記事は最後に、今後もハイエンドスマートフォン市場の成長が世界のスマートフォン市場全体の成長を上回り続ける可能性があるとした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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