世界最高標高の風力発電場が全容量生産を開始、年間2億キロワット時電力を提供―中国

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世界で最も標高が高い場所での最大の風力発電プロジェクトであるチベット自治区のナクチュ・オーマティンガ風力発電所が1日、設置された25基の風力タービンのフル稼働を始めました。

世界で最も標高が高い場所での最大の風力発電プロジェクトであるチベット那曲(ナクチュ)欧瑪亭嘎(オーマティンガ)風力発電所。1日午前10時、設置された25基の風力タービンが正式にフル稼働を始めました。この風力発電所はチベット自治区初の100メガワット級風力発電プロジェクトです。

標高4800メートルに位置するチベットの那曲市の欧瑪亭嘎風力発電所は、単機容量4.0メガワットの風力タービンを25台有しています。これは現在、中国の超高標高地域の最大の単機容量を持つ風力発電ユニットです。ここで発電された電力は主に那曲地区に輸送されます。フル稼働によって毎年約2億キロワット時のクリーン電気エネルギーの供給が可能となり、現地の23万人の1年間の電力消費量を賄うことができます。

この風力発電所の稼動は、現地のエネルギー構造を改善し、冬季の暖房や電力の安全供給を保障する上で重要な役割を果たします。チベットには豊富なクリーンエネルギー資源があり、風力エネルギーによる開発可能容量は1億1000万キロワットに及び、大きな潜在力があるということです。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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