映画「南京」日本語版制作が難航、「血なまぐさい歴史の真実におびえ」?スタッフ集まらず―中国新聞社

Record China    2007年6月28日(木) 17時48分

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2007年6月27日、国営・中国新聞社はアメリカの雑誌の報道として、映画「南京」の日本語吹き替え版スタッフの募集が難航していると伝えた。(写真は第10回上海国際映画祭)

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2007年6月27日、中国の国家通信機関・中国新聞社はアメリカ誌「明報」(中国語名)の報道として、映画「南京」の日本語吹き替え版スタッフの募集が難航していると伝えた。

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映画「南京」はアメリカのAOL副会長テッド・レオンシス氏が、華僑の作家である故アイリス・チャン氏の「ザ レイプ オブ 南京」をもとに200万ドル(約2億5000万円)を費やして制作した記録映画。

昨年11月からYoutube・Googleビデオでインターネット公開が始まって以来、すでに350万人が視聴している。高い評価を受けており、海外各紙では100を越える賞賛の記事が発表されたという。中国人と海外華僑の協力が映画をこのような成功に導いたと、明報は高く評価している。

制作グループは「この映画をぜひ日本人にも見てもらいたい」と日本語吹き替え版の制作を進めているが、台本の翻訳者・声優が集まらず、頭を悩ませているという。中国新聞は、「参加に同意する日本人がいても、映画を見るとあまりにも血なまぐさい歴史の真実におびえ、さらにはこの映画の制作に協力すると日本人から害を受ける恐れがある」との理由で、誰も引き受けないのだと伝えている。制作グループは日本語を話せる外国人を起用する方針を固めているもよう。(翻訳・編集/KT)

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